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2004年12月02日
入札改革は道半ば・・・
今定例会では、これまでこだわりをもって取り組んできた入札・契約についての議案があるのですが、練馬文化センター大規模改修工事請負契約の結果を見て、入札改革というのは改めて険しい道のりなのだと痛感しています。
練馬文化センター大規模改修工事請負契約は6億円を超える建設工事なのですが、入札の結果は落札率99.39%と限りなく100%に近い数字でした。そして、落札した業者の入札価格と2番目、3番目の業者の入札価格の差額を見ると、落札額と3番目の入札額の差は95万円しかありません。6億円を超える工事で、入札に参加した業者間の差額が95万円というのは、どうにも納得できないものです。なぜならば、例えば、日本全国の建設業者が入札に参加して、差額が95万円だったのならば偶然とも思えるのですが、6社しか参加せず、さらに区内業者が中心で95万円の差額しかないのであれば、談合があったのではないかと疑いたくなるのは仕方がないことだと思います。
結局は、競争が激しいかそれとも緩やかかということが問題の根本にあり、それは、今定例会で出されている「豊玉中高齢者センター新築工事委託契約の一部を変更する契約」という議案で、練馬区が設計した施設の工事発注を東京都が入札を行ったことで1億2千万円もの差額が発生したことを見れば一目瞭然です。なぜならば、東京都の入札は、練馬区内の業者優先という狭い枠での競争ではなく、今回の件で言えば練馬区、豊島区、板橋区、中野区、杉並区という範囲で入札を行った結果、競争性が格段に上がり、落札率がおよそ80%まで低下しているからです。
そのようなことからも、今後の練馬区の入札改革の課題は、入札に参加する事業者をどのように拡大していくかということに尽きるのかもしれません。そして、行政改革のもとあらゆる事業で効率化を図っているなかで、多額の税金が投入される公共工事関係の効率化が図られなければ、行政改革への理解を得ることができないことからも、今後も断固たる決意で入札改革に取り組んでいかねばなりません。
投稿者 takao
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