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2004年11月09日
パパとママの準備教室
子どもが誕生する前にパパとママで赤ちゃんのお風呂の入れ方や抱き方などを学ぶ「パパとママの準備教室」が6日に北保健相談所で行われました。
「パパとママの準備教室」は各保健相談所ごとに年に約6回開催され、毎回予約で一杯になるほど好評な事業です。ではいったい具体的にどのようなことをするのかというと、メインは重さ3キロと実際の赤ちゃんの体重に近いリアルな赤ちゃん人形を使い、沐浴を体験し学ぶことです。実際に参加した父親の表情を見ていると、説明を受けているときから目は真剣そのもので、中には少し緊張しているような顔や、うなずきながら眉間にしわを寄せて聞いている方も・・・それに比べお母さん達の方が落ち着いて聞いているような感じもしました。
沐浴体験後、父親の参加者に感想を聞いてみると「思ったより重かった。服を着せる時にどれくらい力を入れていいのかとか勉強になった」「自分がしっかりしなくてはと感じた」など予想より沐浴が重労働だということが実感できたようです。
このような事業が必要になってきた背景は、現在の若い世代は核家族化が進み小家族で育ってきた人が多いため、実際に子どもが生まれるまで赤ちゃんに触れたことが少なく、抱き方がよくわからない、あやし方がよくわからないという人が増加しているということが挙げられます。また、核家族化により母親が一人で育児を行うことも多く、そのような点からも父親の子育てへの理解と参加が必要になってきているともいえます。
そのことは教室への参加申し込みを母親が行い、父親を誘うことが多いということを見てもわかります。実際に母親の参加者に申し込んだ動機を聞いてみると「父親に実感を沸かせたいため。責任感を持ってもらいたい」「初めてのことなので心配なので、一人でより夫にも理解して欲しい」「夫にパパとしての自覚をもってもらいたい。女性の体の変化とか知ってもらいたい」と母親が父親の協力を強く望んでいることが見て取れます。
今、子育ては精神的にも経済的にも負担が大きいと言われ、もしくは重荷とまで言われてもいますが、母親にかかる負担を父親が理解し、父親が自然に子育てに参加していくような意識が広がっていけば、数十年先を見越すと少子化問題の解決への糸口にもなっていく可能性もあります。そのような点からも「パパとママの準備教室」は意義のある事業の一つですが、もっと他にも父親が気軽に育児を学ぶ機会を広める必要がありそうです。
投稿者 takao
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