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2004年11月05日

土建大国はまだまだ健在?

「東京でもっと積極的な道路整備を!」と時代遅れとも感じる言葉ですが、今日は都市整備土木委員会の委員として公務で東京都道路整備事業推進大会に参加してきました。

東京都道路整備事業推進大会とは、簡単に言うと都内の市区町村の首長や議員が集まり、国会議員や都議会議員を来賓で招き、もっと「道路を作る予算を!」と大掛かりな陳情を行うようなものです。さて、その規模はというと、日比谷公会堂の客席がすべて地方議員で埋まっていることから、議員が数百人、自治体の首長が10数人そして来賓とかなり大規模なことがわかります。また、各自治体の関係各課の部長や課長も参加しているのですが、大会に参加している時間を考えると普通に庁舎で仕事を行っていたほうが有意義なのではないかと思ってしまいます。

それにしても会場からの道路を作れ!道路は宝だ!などの声には、改めて土建国家日本がまだまだ健在なのだなと思い知らされました。また、このような大会は私が知る限り、河川改修大会やメトロセブン・エイトライナー推進大会など土木工事や新規の地下鉄の整備など建設に関するものしかしりません。
この点からも自治体や政治家が土木・建築などの公共事業にいかに力を入れているかが浮き彫りになります。

このような大掛かりな大会という手法自体が旧来的なものだとあり方を疑問に思いますが、仮に大会を行うにしても、これからの社会のことを考えれば建築や土木系のものではなく、例えば介護保険制度大会や教育施策充実大会、少子高齢化対策大会などいわゆる社会保障などに関わる大会を充実させていくことが望ましい姿なのではないでしょうか。

道路整備や河川改修の必要性も確かにありますが、大会の熱気と力の入れように土建国家の終焉にはまだまだ時間がかかることを痛感したところです。

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