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2004年10月14日

つながることで得られるもの

12日に埼玉県でインターネットを介して知り合った男女7人が集団自殺するという悲しい事件が発生しました。事件後、インターネットが自殺願望を持っている人々を結びつける役割を果たしているとインターネットの負の側面が大きく取り上げられていますが、インターネット上には自殺予防サイトも多くあり、それらのサイトを通じて人とつながり自殺を思いとどまる人がいることも事実です。

この事件を見ていると改めて「人とのつながり」というキーワードが浮かび上がってくるのではないかと感じています。それは自殺を思いとどまるのも人とのつながりによって得られた安心感であると同時に集団自殺を行ってしまった人たちも個人で抱えていた苦しみと同じ苦しみをもっていた人とのつながりによって安心感を得てそのような悲しい行動を実行してしまったからではないかと思うからです。

警視庁の統計によると昨年一年間でインターネットで知り合った見知らぬもの同士による集団自殺は12件で死者は34人、今年は1~6月までで5件11人となっています。

自殺予防という問題に対して自治体が担える役割が具体的にどのようなことがあるのかを今後研究していかなければならないと感じていますが、今回の事件はただ特殊な事件ということではなく、家族間でも親子のつながりが薄くなっているといわれる今の日本社会が抱える潜在的な問題に対しての警鐘のような気がしてなりません。

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