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2004年09月03日

なぜ今まで財政白書を作らなかったのか

2日の企画総務委員会で区の財政状況を分析した財政白書が完成したことが報告されました。
財政白書では区の歳入から歳出までの状況を示しながら、なぜ今のような財政状態になったのかを詳しく解説し、未来へ向けた展望が説明されています。

結論から言うと、区の「財政状況は厳しい」から行政改革が必要だと言う内容なのですが、このような資料を作成し、区民に公表することは遅きに失した感がありますが「おまかせ民主主義」から脱却するという点でも大いに有効なものです。

ですが、なぜ今なのか。「財政状況が厳しくなり、もう手に負えないから区民の皆さん理解してください」という状況になる前になぜ、手を打てなかったのか。そのような問題の先送りしてきた結果、急激な行政改革を行わなければならなくなり、時間をかけて行わなければならないような保育園の委託なども、強引に進める結果になってしまっているのではないでしょうか。

そして、このような状況になるまで何も手を打たず、気前の良い行政運営を行ってきた、区長や議員はどう責任を取るのか。結局、だれもがこれまでの行政運営の失敗を認めずに責任も取らず、その運営をしてきた人間が財政が厳しくなったとたんに改革を進める主導者になっても、信用しろというほうが難しいのではないでしょうか。しかし一方で、この問題は区長や議員など個人の問題だけではなく、このような状態を作り出した区長や議員を区政運営をする当事者として選んでいる区民の方々にもあるといえます。

私は「人の痛みを自分の痛みとして捉えることができない人間は政治家をやる資格はない」という信念を持っています。それは人が痛むことを恐れ、問題を先送りにしていくことではなく、痛みを自分のこととして捕らえながら、その現実から逃げずに、それがたとえ住民から嫌われることであっても、将来の安心のために改革を行っていくことだと思っています。

誰も責任を取らない無責任政治。そのような政治を終わらせるためにも、なぜこのような状態になったのかを考えながら財政白書を読んでみてはいかがでしょうか。

投稿者 takao : トラックバック (0) : 議員活動 : にほんブログ村 政治ブログへ

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