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2004年08月11日
隣の庭は良く見える?
最近あるところで区民の方に「野崎くんは教育や子育てのことに積極的に取り組んでいるみたいだけど、議会で発言してるの?」と言われ、とても悩みました。議員当選後から練馬区議会の仕組みや他の自治体の議会運営の仕組みなどをお伝えしていますが、議場で質問したくてもできないのが練馬区議会なのです。
練馬区議会では、本会議での一般質問(議場での質問)は議員ひとり年に一回となっています。お隣の杉並区は一人会派でも定例会ごとに質問できます。このルールの持つ意味はとても大きなもので、議会と言えば議員が議場で質問できると思っている人が多いことから、そのような疑問が生まれていると考えられます。
そして、このことが抱える問題はとても重要です。例えば最近話題になっている保育園の委託化問題について質問したくても、年に一回しか質問できない練馬区議会では、まったく質問できないことになります。幸いなことに9月の議会では決算特別委員会がありますので、その場で質問ができるのですが、これが6月議会であれば文教委員会もしくは企画総務委員会に所属していない限り、公式の場でこの問題に関して質問する場はありません(私の所属は都市整備土木委員会)。
しかし、お隣の杉並区では定例会ごとに一般質問を自由にできるので、その都度タイムリーな質問を行うことができます。質問することが仕事の議員にとって、これは重要な問題です。そして議員ひとり年に一回の質問という縛りがあるのは23区でも練馬区くらいで、23区以外の自治体を見てもほとんど例はなく、なぜ練馬区議会だけがこのようなルールで行っているかの理由についても納得できるものはありません。
だからといってまったく質問していないのかと言うとそうではありません。全員協議会という非公式の会議の場では自由に発現することができます。ここで問題なのは、「非公式」ということで会議録もなく、誰がどのような発言をしたかは一切分かりません。例えば6月の議会の全員協議会で歩道橋の件についてHPでお伝えしている内容の質問をしているのですが、公式な場での発言ではないため、そんな発言していないと言われてしまえばそれまでのことになってしまいます。このような全員協議会が公式な会議に変わっていくことは議会改革の一歩ともいえます。
今後、練馬区議会が市民により信頼され、身近な議会となるためには、より透明性が高くそして活発な議論が行われる議会に改革していかなければならないことは言うまでもありません。それにしても「郷に入れば郷に従え」と言う言葉もありますが、「隣の庭が良く見える」のは私だけなのでしょうか?皆さんはどう思いますか?
投稿者 takao
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