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2004年08月03日

公設公営・認可の違い

保育園の委託化で大きな問題となっている一つに、委託後の保育園がどのような形で運営されるのかが不透明なことがあげられます。
では、実際はどのような形になるのか、現在の認可私立保育園とほぼ同じ形になるのではないかと思われますが、認可保育園がどのような基準で運営されているのか少し見てみることにします。

認可保育園とは、建物や園庭の規模、保育者の数、保育時間、保育内容などについて国や自治体が定めた最低基準を満たしている園で、保育士の数は、0才児3人に1人以上、1-2才児6人に1人以上、
3才児20人に1人以上、4才以上児30人に1人以上で、全ての保育士が有資格者である必要があります。そして料金は家庭の所得に合わせて保育料が段階的に軽減され、所得の低い家庭の保育料は安くなり、生活保護世帯では無料になります。そして、認可保育園は人件費を含む運営費は入園している児童数に応じて地方公共団体より補助があるのも特徴です。

ここまでは認可保育園について説明してきましたが、では、公設公営と何が違うのでしょうか。実際に大きく違うのは、施設設備(園庭、プール設備など)と職員が公務員であるかないかです。ここでよく言われるのが「私立園の保育士は人件費が安く抑えられているのでは?」ということで、実際のところは運営事業者が保育士の給料を決めるため安いか高いかは事業者によります。しかし、公務員の保育士に比べれば待遇が落ちることは間違いないと思われます。

以上が認可保育園の特徴と公設公営との違いの主なところですが、私の予想では、今回練馬区が委託するとしている園の形も、他の自治体の例を見れば認可保育園と同じようなものになると思います。しかし、この点がまったく明らかにされていないため、保護者の方々に大きな不安を与えることになってしまっています。

一体、委託後の保育園の形はどうなっていくのか、そのようなことこそ、じっくり時間をかけビジョンを示していかなければなりません。他の自治体の例に倣うことなく、練馬区の委託化の進め方は住民参加で素晴らしいと、他の自治体が参考にしたいと思うような進め方をしていくことこそが、区民との協働を目指す練馬区の形なのだと私は思います。

投稿者 takao : トラックバック (0) : 子育て・教育 : にほんブログ村 政治ブログへ

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