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2004年05月19日
NEET(ニート)とは
景気に明るい兆しが見えてきているといわれ、失業率も若干改善の方向に向かっているようですが、果たして普段の生活で実感できる状態なのでしょうか?
実は政府の発表する数字は、そのまま鵜呑みにすることはできません。例えば失業率でいえば、仕事を探している人、ハローワークに登録している人などの数字から計算されたもので、多面的に見なければ、大きな間違いを引き起こすことがあります。
そこで、今私が注目しているのが「ニート(NEET=無業者)」と呼ばれるものです。ニートとは、就職意欲がなく働かないと呼ばれる若者たちのことで、特に男性の割合が多いのが特徴です。そして平成15年は63万人と10年前の約1.6倍に増加しています。
この問題が重要なことは、ニートは就職活動をしないことからハローワークなどの公的機関などとの接触もなく、少なくとも働く意思のあるフリーターと比べ、つかみどころがない存在で、今後ニートが増え続けることは社会的な問題へと広がっていく可能性があります。
内閣府の調査ではフリーターが全国で約470万人と推計されていますが、ニートの63万人を足すと、雇用が不安定な状態の人数は530万人を超えていることになります。働き方の幅が広がり、一概にフリーターなどを批判することはできませんが、このままでは、所得が上がらないことから、税収は減りその一方で社会保障費が増大するという悪循環を招く危険性もあります。
何もしなくても、生きていける。それは個人にとっては幸せなことなのかもしれないですが、その結果、社会全体が崩壊してしまってはもともこもありません。
具体的な改善策はすぐには浮かびませんが、少なくとも働くことの喜びを得られるような社会にしていくことが、問題解決への第一歩なのではないかと感じています。
投稿者 takao
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