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2004年04月08日

恐れていた事態が・・・

混迷の続くイラクで、現地でボランティア活動などをしていた日本人3人が武装勢力に拘束されるという、恐れていた事態が起こってしまいました。
日本人を拘束したサラヤ・ムジャヒディン(戦士旅団)と名乗る組織は「3日以内に自衛隊を撤退させねば、3人を殺害する」との声明文をだしています。

これを受け福田康夫官房長官は午後10時20分に記者会見を行い「民間人が人質にとられているのが事実なら許しがたく、憤りを感じられ、釈放を求める」と話した上で「自衛隊はイラクの人のために人道復興支援を行っており、撤退する理由はない」と撤退は否定しました。

確かに、これほど重大な問題で情報を正確に把握できていない状況で撤退を決めることは難しいのも事実です。しかし、この記者会見を聞いていて、1977年に日本赤軍が起こしたダッカ日航機ハイジャック事件で、当時の福田赳夫首相(福田官房長官の父)が「人命は地球より重い」と超法規的措置として犯人グループに600万ドルを渡し日本で服役、拘留中の六名を釈放したことを思い出しました。

当時の福田首相の英断は国民からは絶大な支持を受けた一方で、テロリストとの取引は国際的(欧米など)な非難を受けることとなりました。

「人命は地球より重い」この言葉の重みを考えると、その理念を貫くのならば、ただアメリカに追従しているような外交をするのではなく、はっきりと国の主張を出すような外交を行う政治を実現しなければならないと感じています。

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