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2004年02月14日

言葉の心理効果

 防犯対策への関心が高まる中、各自治体が新たな対策を次々と打ち出していますが、警視庁新宿署と新宿防犯協会が昨年11月から始めたある看板が犯罪抑制効果を挙げているといいます。
 普通、町で見かける防犯関係の看板は「帰宅途中のひったくりに注意!」などの注意を呼びかける文言が中心でしたが、新看板では「『ひったくり(空き巣)犯人』を逮捕! ご協力ありがとうございます でも『まだまだ』ご注意を!」という文言にし「ここは住民の目が厳しい」と思わせて犯行を思いとどまらせる「心理効果」を応用した看板にしてあります。
 新宿署によると、ある地区では看板設置後の昨年12月から今年1月の空き巣、事務所荒らしなど認知件数は、前年の16件から0件に、ひったくりも7件から0件に減ったと言います。
無意味と思われがちな啓発系の看板も、看板に書く文言次第では効果を充分発揮できるという新たな発見ですが、ただ、お金をかけて何でもやるよりも、知恵を使って考えれば、「まだまだお金をかけずともやれることはたくさんある」ということをこの看板は教えてくれたような気がします。
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