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2003年11月22日

学童クラブの待機児童問題

 今日、練馬学童保育連絡協議会が主催した懇談会に出席してきました。主催した練連協は学童クラブの待機児童の解消を求めている会です。多くの保護者の方や議員が参加して待機児童の解消や学童クラブのあり方を話し合いましたが、論点のズレがいくつかあるように思えました。それは公設公営を第一に求める意見と、待機児童の解消を第一に考えている意見です。
 私も持論を展開しようと思ったのですが時間が少なく言葉足らずになってしまい、単なる民営化論者のような印象を与えてしまいました。私は問題の本質は公設公営、公設民営ではなく待機児童の解消をすることだと思っています。では、なぜ学童クラブを増設できないのか、問題は簡単です。公務員の人件費の問題なのです。学童クラブの職員を正規公務員で賄うときに一人当たり年800万円の人件費が必要となります。まず皆さんには学童クラブの仕事が年収800万円の価値があるかどうかを考えてもらいたいのです。民間企業で800万円稼ごうと思ったら大変なことなのです。
 この議論を行うときに公設公営を主張する方々は公務員でなければ良い仕事はできないと言いますが、それこそ官尊民卑の発想です。学童クラブには児童40人に対して正規公務員2人が配置されるので最低1600万円かかることになります。正規の公務員でなく、例えば嘱託職員であれば1600万円で4人雇うこともできるのです。もちろん公設公営でもです。言うなれば学童クラブの職員のワークシェアリングを行えばいいのです。
 正規公務員の雇用を訴える方々や一部の議員には、その人件費は区民の方が民間で一生懸命働き納めている税金で賄われることをよく理解して考えてもらいたいと思います。そして待機児童を解消するのに正規公務員でなければならない理由はないのです。学童クラブの主役は公務員ではなく、子どもと、子どもを預ける保護者です。待ったなしの待機児童対策は、何が一番大切なのか考え行動していかなければならないのではないでしょうか。

投稿者 takao : トラックバック (0) : 子育て・教育 : にほんブログ村 政治ブログへ

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