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2003年08月29日

説明会が満員になるのはいつになるのか・・・

 移転する関保険相談所の住民説明会が行われました。区民の健康を守る施設の説明会ですが、200人の会場は満員・・・とはほどとおい20数人の参加でした。そこで、なぜ区の説明会に人が集まらないかを考えてみる必要があります。
 今回の説明会の広報は区民館へのポスター掲示や一部の町内会と今まで陳情をなさっていた方々にビラの配布などをしたとのことでした。区報にも掲載されていません。といっても、区報に掲載されていても誰も読まない区報では焼け石に水だと思いますが・・・

 では、何が問題なのか。それは、区の広報機能がただ情報を発信しているだけで、情報の受け取り手がどのような情報を望んでいるか、そして、手にとって読んでもらう工夫がなされているかが重要なポイントだと思います。区報で言えば年間一億円を超える予算を使い発行していますが、現在の編集・デザインでこれだけの予算を使っているのは民間の情報媒体では考えられません。ですが、それは区の担当職員の能力の問題というより、システムに問題があります。
 マスコミにいた経験から取材・執筆・編集・校正は技術職みたいなもので、2・3年で身につくような技術ではありません。しかし、区の人事制度ではそのような能力が備わる前に移動になってしまい、広報を熟知した人材が育っていないのです。ではどうすればいいのか。区の職員は本来ナレッジワーカー(知識労働者)のはずなので、デザインや編集は委託します。区の職員は新聞社でいうデスク機能に特化し、委託先からあがってきた区報の表現をチェックしたり事実誤認がないか確認したりすることを行えばいいのです。
 そして、「区報の発行が待ち遠しい!」と区民が思うような区報になれば、区民と行政の情報の共有がすすみ、区民が「行政は情報を隠している!」行政は「できる範囲で一生懸命やっているんだ」というむなしいすれ違いが無くなっていくきっかけになるのではないでしょうか。住みやすい町を作りたいという思いは同じはずですから。

投稿者 takao : トラックバック (0) : 市民参画・協働 : にほんブログ村 政治ブログへ

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